2018年6月 いよいよ始まったロシアワールドカップ。

日本の初戦の相手は南米の強敵コロンビアだった。

体格が大きく違うコロンビア相手に決して競り負けなかったのが、大迫勇也選手だった。

ワールドカップサッカー・ロシア杯 予選 日本 対 コロンビア

試合の立ち上がりから、香川の飛ばしたロングパスに合わせて

コロンビア選手3人を相手にボールをキープ、そこからシュートを放った。

 

惜しくもGKのよって阻まれはしたが、大迫勇也選手がシュートまでもっていき、

GKがはじき返いしたことで、香川の香川のダイレクトシュートが生まれ、

そしてコロンビア側の反則も生まれた。

 

最初のあのパスを大迫勇也選手がキープできたから、

シュートまで持って行けたからこそ、あの最高の立ち上がりになったはずだ。

 

その後も大迫勇也選手はシュートを放った。

惜しくもGKに阻まれるも、前を向きゴールを奪う姿勢を一切崩さなかった。

▶大迫勇也選手、半端ない理由。

 

さすがに日本の1トップを任されるだけのことはある。

ただ、それだけではなかった。攻める、点を取る選手である

大迫勇也選手だが、守備でも高い技術力を魅せてくれた。

 

コロンビアのエース、あのハメス・ロドリゲス選手のシュートを

大迫勇也選手が阻止してくれたので。

セットプレーからの守備であったこのプレーでは、

1トップである大迫勇也選手ももちろん守備にはまわっていた。

 

大迫勇也選手だけでなく、もちろん全員が守備にまわっていたのだが、

10人になったコロンビアに対して、11人の日本であったが、

ハメスにフリーでパスが通ってしまった。

 

まさに絶体絶命の瞬間だった。まずい、ハメスだ、

きっと日本中が手に汗を握ったその習慣、ハメスの蹴ったボールめがけて飛んできたのが、

大迫勇也選手だった。

 

大迫勇也が日本の絶対絶命の危機を救った

この出来事は、一瞬すぎてそのことが起こった時にはわからなかった者も多かっただろう。

ハメスが、シュートを外してくれたんだと、

そう思った者が多かっただろう。しかし、違った。

 

ハメスが外したわけではなく、大迫勇也選手が防いでくれていたのだ。

リプレイで繰り返されたそのプレーは、

大迫勇也選手のボールへの執念がひしひしと伝わってくる表情をしていた。

絶対に止めてやる、そういっているかの様だった。

 

大迫勇也選手の守備のおかげでハメスのシュートはゴールの上へと軌道が逸れた。

きっと大迫勇也選手の足がボールに触れていなければ、

GK川島の頭上を越えてシュートが決まってしまっていただろう。

あの1点を防げたことで、今回の試合は日本が勝ち越すことができたのだ。

 

引き分けに甘んじることなく、勝ち越すという結果をもたらすこととなった、

最高の守備だった。

 

そして、その勝ち越しのために必要だった1点も大迫勇也選手が決めてくれた。

本田の正確なコーナーキックに見事に合わせた。

大迫勇也選手を上回る体格のコロンビア勢の中から、頭一つ突き出した。

 

タイミング然り、ぶれない体感に然り、よくもぎ取った1点だった。

誰か、大迫勇也選手がここまで魅せてくれることを予想していただろうか。

 

代表だから、1トップを任されているから、上手いんだとは誰もが思っていた。

しかし、大迫勇也選手は、予想をはるかに超えて半端なかった。