宝塚歌劇トップスター男役の龍真咲が女役?史上20年ぶりとは?
宝塚歌劇団の月組トップ男役の龍真咲が名古屋の中日劇場の舞台「風と共に去りぬ」で、なんと女役、主人公の女性スカーレット・オハラを演じている。
龍真咲が名古屋中日劇場に登場するのは初めて。
そして宝塚歌劇団101年目の新たなスタートの時を龍真咲は名古屋で宝塚歌劇団代表作「風と共に去りぬ」を演じている。
「風と共に去りぬ」はマーガレット・ミッチェルの名作をミュージカル化した作品です。
アメリカの南北戦争を背景に、無頼漢のレットバトラーと南部女性スカーレット・オハラの情熱的な恋を描いています。
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アメリカでは映画「風と共に去りぬ」は好きな映画ベストの常にランキングする名作。
小説でも有名な作品なので、ストーリーを知っている方は多いはずです。
1977年の初演以来、宝塚歌劇団での代表作の一つとして再演を重ねて公演回数1341回、観客動員数300万人(2014年10月現在)のお化け作品。
龍真咲が子供の頃、母親と妹と3人で初めて宝塚歌劇を観劇した作品がトップスター天海祐希が主演していた「風と共に去りぬ」龍真咲はストーリーは子供だったのでわからなかったそうだが豪華な衣装、セット、生演奏とオーケストラ、華麗なフィナーレに一瞬にして魅了されたそうだ。
そう、「風と共に去りぬ」は龍真咲にとって宝塚歌劇団に入団するきっかけになった思い出の作品なのです。
2014年1月に大阪・梅田芸術劇場で演じた「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ。
トップ男役スターが女役を演じるのは20年前の雪組トップだった一路真輝 以来の珍事といっていいほど。
龍真咲は「初めて観た時からレットバトラーよりもスカーレット・オハラの偉大さに感銘を受け、本当にやりたかった。夢が一つかないました」
「スカーレット・オハラは生命力あふれる女性。男役が演じることで、そんな力強い彼女の魅力を引き出すことができます」
「だからといって、ただ勝ち気な人物をつくるだけではありません」
と、龍真咲がつくるスカーレット・オハラに思いを巡らせたそうだ。
男役は轟悠。安心感と包容力がある轟悠に龍真咲は絶対の信頼感をおいている。
宝塚歌劇団公演は3月2日まであるが、この時期の名古屋はとっても寒い。
一年の中で一番、寒い。
情熱的な公演で寒さを吹き飛ばしてもらいたい。
月組トップ男役の龍真咲は男から見てもハンサムでカッコイイ。
綺麗な顔つきは女役を演じても、美しい。
宝塚歌劇団の団員を見て、男役も女役もできてしまうと複雑な気分になってしまう。
男から見ても不思議な魅力でなんて表現したらいいのだろう。
名古屋人にとって、中日劇場の宝塚歌劇団公演は最大のチャンス!
中日劇場で観劇するのはチケット入手が難しいので入り待ちか出待ちで、中日ビルの西口エレベーター前に一緒にならんでチェックするのもいいかもしれない。
中日ビルでは想像いているよりも並んでいるひとは少ない。
龍真咲以降は、トップ男役が女役を演じる珍事は今後の実現はまた、20年先かもしれない。