錦織圭は全米オープン2022出場!ジョコビッチとフェデラー欠場!?
錦織圭は世界ランキング159位なので今のランキングのままであれば全米オープンには予選から出場することになります。
全米オープンの本戦出場は104人だから159位では予選を戦う128人から勝ち抜いた8人くらいがワイルドカードという有望な選手が選ばれて本戦出場になります。
ワイルドカードの8人に選ばれない場合は予選128人から16人を選ぶ予選に出場します。
当然ながら予選もトーナメントで戦い16人を決定しますが途中で敗退したら全米オープンの本戦には出場できません。
錦織圭が予選からではなく本戦に最初からエントリーされるには、atpポイントを獲得することです。
全米オープンの前哨戦の錦織圭が過去に優勝したこともあるシティオープン500とナショナルバンクオープン1000、ウエスタンサザンオープン1000、でポイントを600ポイント近くまで獲得すると100位以内のランキングとなり全米オープンの本戦へと出場できます。
実はフェデラーは現在、なんとポイント0でランキングにも名前がありません。
フェデラー自身も膝の3度めの手術からテニスの試合再開は2022年9月レバーカップから出場の予定のようです。
ジョコビッチの世界ランキングは7位で全米オープンに出場したらシードされて優勝候補になりますが・・・ジョコビッチは出場できません。
コロナワクチン未摂取なのでアメリカへの入国さえもできそうにありません。
世界ランキング1位で2021年全米オープン覇者のロシアのメドベージェフ25歳といいたいところですが・・・戦争状態のロシアの選手なのでアメリカへの入国すら難しいといえます。
2021優勝のメドベージェフはロシアなので出場できないでしょう
2020優勝の全米オープン覇者のオーストリアのテイエムは?
この選手は全然、勝てなくなりました。ランキングは339位となります。
世界ランキング2位のドイツのズベレフ25歳
世界ランキング3位のスペインのナダル36歳
世界ランキング52位のイギリスのマレー35歳
そして我らが錦織圭32歳 が優勝にからんできます。
トーナメント表での対戦カードがかなり影響してきますね。
決勝まで進出、惜しくも準優勝したのは2014年
準々決勝・ベスト4まで勝ち進んだのは2016年、2018年となっています。
錦織圭の全米オープン2015は1回戦で当時ランキング41位だったフランスのペールにフルセットで敗退となりました。
ペールのペースにはまり錦織圭のペースがつかめずにまさかの1回戦敗退でした。
2016年は全米オープンの前の大会のリオオリンピックでナダルに勝利して3位。準決勝でマレーにストレートで敗退しました。
全米オープンではベスト8でマレーに勝利して準決勝でワウリンカに敗退しました。
ワウリンカは錦織圭に勝利した勢いで全米オープンに優勝したのです。
ジョコビッチ山
出典:atpworldtour.com
ナダル山
出典:atpworldtour.com
ワウリンカ山
出典:atpworldtour.com
マレー山
ジョコビッチはリオオリンピックの1回戦でアルゼンチンのデルポトロに6-7 6-7 のストレートで敗退した。
リオオリンピック後に開催されたウエスタン&サザンオープン1000は欠場した。
ウエスタン&サザンオープンのジョコビッチの欠場は手首のケガが理由。
リオオリンピックの時は左手首を負傷していて万全ではなかった。
しかし、ウエスタン&サザンオープン1000を欠場したことにより左手首はほぼ回復しているという。
1回戦での戦いかたにジョコビッチの左手首の状態がわかる。
左手首が万全ではなければ両手打ちバックハンドのジョコビッチのバックハンドに影響がでてくるだろう。
フェデラーの2016年は2月の膝の故障に悩ませれて手術をしている。
全米オープンだけではなくフェデラーは2016シーズンは活動を終了している。ファイナルも当然、出場辞退だ。
ランキング8位ベルディヒも欠場
もうひとり世界ランキング8位ファイナルの常連のチェコのベルディヒも全米オープンを虫垂炎の治療のため欠場する。
虫垂炎といえば2年前にナダルも手術をして1年位は調子が戻らなかった。
全米オープン2016の出場辞退はしていないがスペインのナダルも手首を痛めて万全ではない。
2016は2ヶ月の間、ツアーを棄権していたがまだ、万全ではない。
休養明けのリオオリンピックでは調子が戻らずメダルに届かず
疲労が激しくウエスタン&サザンオープンではコリッチにストレートで3回戦で敗退した。
2016は絶好調のマレーだ。
ウエスタン&サザンオープンでは決勝でチリッチにストレートで敗戦したが
リオオリンピックで優勝
ウインブルドンで優勝
AEGON選手権で優勝
直近の4大会のうち 3大会で優勝している
錦織圭も万全ではないかもしれないが第2の故郷、全米オープンなら2014年と同等の活躍が期待できる。
1回戦はドイツのベッカーで油断の出来ない相手だが2015のペールのようなトリッキーなフランスの選手ではないので組みやすい相手。
順調に勝ち上がっていけばマレーを倒せば決勝が見えてくる2016全米オープンは錦織圭にとってはグランドスラム初制覇に一番近い大会だ。
錦織圭は21倍で8番目の評価です。デルポトロやラオニッチ、チリッチよりも低い評価です。海外の錦織圭の評価は下がってきていますね。
錦織圭の全米オープン2022は錦織圭がマリーに勝ってベスト4まで進出してワウリンカに負けてしまいました。
フェデラーやジョコビッチやナダルやマレーでもないワウリンカが優勝するという波乱の全米オープンでした。
2022年も全米オープンが始まる前から出場選手のことを考えるとフェデラー、ジョコビッチが既不参加・欠場だとわかり、さらにはロシアの2021年優勝のメドベージェフも出場しないので欠場!波乱を呼びそうな大会になりそうです。
2022全米オープンは錦織圭も故障完治であるならば十分に出場して結果も期待できます。